2019年12月8日

寒さが厳しくなり、空気が乾燥する季節になりました。
当院でも先月中旬頃から、ドライアイを相談される患者様が急増しています。

ドライアイの患者様は、全国で1000万人以上ともいわれ、放置しておくと視力低下を招くこともあります。

ドライアイの原因
大きく分けて下記の2つに分類されます。
1.加齢などにより涙の量が減少するタイプ
2.生活環境の変化などにより涙の蒸発量が増えるタイプ

近年増えているのは後者で、
特に、「パソコン」、「エアコン」、「コンタクトレンズ装用」の3つの「コン」が増加の背景にあることが指摘されています。

その原因として、パソコンを長時間見ることにより涙液の分泌を促すまばたきの減少、室内乾燥による涙の蒸発の亢進、コンタクトレンズ装用により眼表面の水分が吸収されることなどが考えられます。

まずは、病院で、涙液の量・質の測定、角膜上のキズの状態を把握する必要があります。

このようなドライアイの治療として、近年では涙液中のムチンという物質の分泌を促す、ドライアイ治療用点眼薬-ジクアホソルナトリウム(商品名:ジクアス点眼液)、レバミピド(商品名:ムコスタ点眼液UD2%)などが有効とされています。

当院でのドライアイ治療について

東京都大田区久が原3-34-13
久が原眼科
日帰り白内障手術、レーザー治療、緑内障、飛蚊症、ドライアイ治療など
東急池上線久が原駅徒歩2分