結膜下出血とは?

結膜下出血は、結膜という白目の粘膜の下を走行する血管が破けて、出血した状態です。出血は、粘膜の下に貯留し、量が多いと、白目は真っ赤になります。結膜炎のように、血管が拡張して白目が赤く見える充血とは区別されます。

  • 核白内障

原因

原因は、様々でわからないことも多いですが、目をぶつけたりこすったことによるもの、乾燥・ドライアイによる摩擦、せきくしゃみなどの圧、結膜炎、瞼裂斑などがあります。抗血小板薬・抗凝固薬内服中の方、血液疾患による出血傾向の方は出血はしやすくなります。

症状

直接的な症状はありませんが、軽微な異和感やゴロゴロ感などを伴うことがあります。視力に影響することはありません。

治療

治療法は、特になく出血が引くまで経過観察となります。通常。数日~1-2週間程度で改善していきます。炎症を伴う場合には、点眼を処方する場合があります。